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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】「降圧目標」改定で高血圧“予備群”が2000万人増… 「降圧剤」飲む前に生活習慣改善を (1/2ページ)

 日本では高血圧と診断され、血圧を「140/90」まで下げるために、降圧剤を服用している患者さんが900万人もいます。ところが、この「140/90」という目標が「130/80」に下げられました。

 日本高血圧学会が4月25日に改定した「高血圧治療のガイドライン」で、高血圧の治療で血圧を下げるときの目標を「130/80」に下げたのです。今回、改定されたのは高血圧の患者さんに対する「降圧目標」です。

 高血圧の基準値はこれまでと同じ「140/90以上」ですが、今回、新たに降圧目標値として「130/80未満」が設定されました。降圧目標値というのは、心筋梗塞のリスクが高まる数値のことです。

 日本高血圧学会は、血圧が「130/80未満」の人たちを高血圧の予備群としました。そのため、これまでに4300万人だった高血圧の予備群が2000万人も増え、6300万人になりました。日本人の半数が高血圧の予備群というわけです。30代の人もこれまでは8%だった予備群が新しい降圧目標値だと40%になります。

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