記事詳細

【長田昭二 ブラックジャックを探せ】「小児の近視」予防に注力…スマホやゲーム時間の短縮呼びかけ 順伸クリニック小児科・眼科 眼科医長・入戸野晋さん (1/2ページ)

★順伸クリニック小児科・眼科眼科医長・入戸野晋さん(38)

 横浜市青葉区の緑豊かな住宅地にある「順伸(じゅんしん)クリニック小児科・眼科」は、1992年開業以来、地域の小児医療の窓口としての実績を持つ診療所。今年の春からここの眼科医長として診療に当たるのが入戸野晋医師だ。

 「子供の頃の夢は小学校の教師でした」と語るように、穏やかな物腰が印象的な眼科医。小児科主体のクリニックの眼科ということもあり、入戸野医師の外来も現在は小児の患者が8割を占める。そこでいま、力を入れるのが「小児の近視」の予防への取り組み。

 「この30年間で、裸眼の視力が0.3以下の子供の割合は3倍増です。原因はパソコンやスマホ、ゲームなどの環境要因。国の重い腰が上がるのを待っている余裕はないので、われわれ眼科医が声を上げていくしかない…」

 小児患者や保護者に向けて、スマホやゲームに接する時間の短縮を呼びかけるほか、今後は学校などに出向いての指導にも前向きな姿勢を見せる。

 クリニックには、自分の症状を的確に説明できない乳幼児や低学年の児童のために、近視や乱視などの屈折度数を自動的に測定する機器を導入するなど、「子供の目」を守る眼科医として、早くも存在感を増している。

 同院の名称には「小児科」とはあるが、眼科診療の対象は「おとな」も含まれる。

関連ニュース