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【阿部亮のつぶやき世界一周】宇宙の総質量の85%を占める!? 依然として解明できない「ダークマター」 (1/2ページ)

 さまざまな渦巻き銀河(2000億個の恒星の集団で直径が10万光年の天の川銀河、1兆個の恒星の集団で直径が24万光年のアンドロメダ銀河など)や、その他の莫大(ばくだい)な数の銀河の観測から、渦巻き銀河は回転していることが分かっている。

 その回転速度は、銀河を構成する星や星間物質など、通常の物質の総質量から計算されるスピードより、実際は何倍も速いことが1970年代に判明。銀河がバラバラにならずに今のスピードで回転し続けるには、通常の物質以外に、5~6倍の質量を持った正体不明の暗黒物質(=ダークマター)が存在するに違いないとして、その発見に天文学者や宇宙物理学者たちが取り組み続けた。

 ただ、赤外線▽可視光線▽紫外線▽X線▽ガンマ線▽他のさざまな波長の電波-と、あらゆる種類の電磁波を使って観測しても、自ら電磁波を出すことも電磁波の吸収も反射もしないためダークマターは全く見えない。

 一方で、自ら質量を持ち、通常の物質を重力で引きつけるため、天の川銀河と250万光年離れたアンドロメダ銀河はお互いに引き合って、40億年後には衝突する。

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