記事詳細

【薬ものがたり】湿度が高い時期は“飲む水虫薬”を かゆみを取り炎症を抑える「十味敗毒湯エキス錠クラシエ」

★「十味敗毒湯エキス錠クラシエ」(クラシエ薬品)

 湿度が高く水虫が生じやすい季節に、ドラッグストアで購入できる“飲む水虫薬”として「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)エキス錠クラシエ」(第2類医薬品)が注目されている。キキョウやオウヒ、ドクカツなどの生薬から成る十味敗毒湯エキスを配合し、赤く膿を持つ皮膚の湿疹や水虫などに効果を発揮する。

 「漢方の考えでは、年を取ると体内の水分排出機能が落ちます。皮膚の炎症はジュクジュクしやすくなり、水虫の原因の白癬菌(はくせんきん/カビの一種)も繁殖しやすくなるのです。十味敗毒湯には、体内の余分な水分と膿を出し、かゆみを取って炎症を抑える作用があります」(クラシエ薬品)

 十味敗毒湯は、江戸時代の外科医・華岡青洲が考案したことで知られる。華岡青洲は、全身麻酔薬の「通仙散」を開発したことで有名だが、十味敗毒湯といった現代につながる生薬も開発していた。日本で作られたゆえに桜の皮の「オウヒ」が加えられ、その名前には「生薬で毒を敗る」という意味が込められていると考えられるそうだ。

 「湿度が高くなると体内の水分の排出能力はさらに落ちやすく、カビや細菌が皮膚にも繁殖しやすくなります。外用薬を上手に活用すると同時に、内服薬も使用することで、水虫などの皮膚疾患に対処していただければと思います」と担当者。内からも撃退だ。

関連ニュース