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自宅で計ると正常値なのに… 「白衣高血圧」のナゾと回避法 (1/2ページ)

 普段は正常な血圧の人が、医療機関で測定したときだけ高血圧になるという現象がある。放っておくと脳卒中や心筋梗塞(こうそく)を招く恐れがあり、“サイレントキラー”とも呼ばれる高血圧だけに見て見ぬふりはできない。どう対処すればいいのか。

 家庭用血圧計で高いシェアを持つオムロン(京都市)が18日に開いた定時株主総会で、株主から「自宅より病院での血圧の測定値が高いのはなぜか」という質問が出た。これに対し同社は、機器の故障や設定ミスではなく、「白衣高血圧」が原因だと説明。またすぐに降圧治療をする必要はないものの、将来的には高血圧になる可能性があるとも説明した。

 白衣高血圧とは、自宅で血圧を測定したときは正常値にもかかわらず、医療機関で測定する場合に高血圧の基準値を超えることをいう。

 「慣れない環境のもと、緊張した状態で測定すると血圧が上がってしまう」と解説するのは山野医療専門学校副校長で医学博士の中原英臣氏。「白衣」という名称だが、「『医者や病院という環境』という意味で、着衣や色が関係しているわけではない」という。

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