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【食と健康 ホントの話】「知覚過敏」の放置は禁物! スポーツドリンクの飲み過ぎも原因? (2/3ページ)

 象牙質があらわになる原因は、歯周病や加齢によって歯ぐきが下がることや、歯を強くみがきすぎて歯の根元が摩耗することなどだ。知覚過敏に詳しい大阪歯科大学歯科保存学講座の吉川一志准教授は、他に最近多く見られる2つの原因があるという。

 「1つは、ストレスによる睡眠中の歯ぎしりや無意識の食いしばりが原因の歯の欠損。もう1つは、スポーツドリンクや、黒酢などのpHの低い健康飲料などの過度の摂取によって歯が溶けてしまうことです」

 前者は「アブフラクション」といって、とくに歯の根元の、エナメル質と象牙質の境目付近が細かく欠けてしまう状態だ。後者は「酸蝕(歯)」といって飲食物に含まれる酸によって起こる。酸がエナメル質に触れると、表面が一時的に軟らかくなり、歯ブラシなどが触れただけでエナメル質がダメージを受け、象牙質が露出してしまうのだ。

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