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【板倉あつし 菜湯紀】千葉県館山市・不老山薬師温泉「安房自然村」と進化系「竹岡式ラーメン」

 太平洋と富士山を望み、緑深い山を背にした約5万坪の敷地にある「安房自然村」にある「不老山薬師温泉」の泉質は泉質名の付かない、メタケイ酸と炭酸水素ナトリウムの項で温泉に適合する温泉法上の温泉。源泉温度は16.8度と低いので加温はしているが、加水循環濾過(ろか)消毒は行わず、毎日換水清掃と好感度満点。

 PH8.67の湯は琥珀(こはく)色で化石由来のモール泉と思われるツルスベの柔らかい肌触り。カランやシャワーのお湯も源泉を利用しているから清潔なうえに気持ちが良い。

 竹岡式ラーメンの進化系、館山にある「前足ラーメンかくれが」(0470・24・9202)。店名の由来を聞くと「企業秘密です」と笑わせてくれる。

 思い切ってトッピングを全部のせる「前足スペシャル」1250円を注文。ものすごく分厚いチャーシュー5枚、メンマ、もやし、ノリ、ワンタン、半熟煮卵、薬味の刻みタマネギがドカン。

 千葉の醤油が持つ酸味や苦味(実はこれが竹岡式の持つ魔力)を背脂がマイルドにして、関東の醤油が苦手な地域の人々の舌も納得させてしまうのだろう。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■不老山薬師温泉「安房自然村」 千葉県館山市布良600(0470・28・1111)。平日2人1室1泊2食8000円~。詳細は#南房総たのしー、WEBで。

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