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【健康誌イチオシ特報】鬱病と診断も…実はその症状「熟年期障害」かも!? (1/2ページ)

 「熟年期障害」という言葉が今、注目を集めているのをご存じだろうか。高齢者の健康寿命を延ばすために研究を続けている新宿医師会会長の平澤精一医師は、「病気とはいえないまでの不調や記憶力・やる気の低下、だるい、イライラ、不安など、これまで老化とされてきた症状が、実は老化ではなくテストステロンというホルモンの不足、亜鉛の不足により生じる『熟年期特有の障害』であることがわかってきました。しかし、従来のとおり老化だと思い込み、本人や家族が熟年期障害の進行に気づかず、老人性鬱(うつ)、認知症、脳梗塞、骨粗鬆(こつそしょう)症、寝たきりなどの重大な疾患に至るケースが相次いでいます」という。

 意欲や冒険心、行動力、判断力、記憶力、そして筋力や体力、運動機能などの低下、原因不明の心身の不調などは、年齢が理由と思われがち。最初のうちは「体の調子がおかしいな」「心の状態が良くないな」と感じながらも「年だから仕方がない」「大丈夫だろう」と見過ごしてしまいがち。しかし、それらがテストステロンや亜鉛の不足による症状であること、危険性があることに、ほとんどの人が気づけないのだ。

 例えば、家族や自身で以下のような症状を抱えていないだろうか。「何に対しても興味が持てず、やる気が起こらない」「昔は簡単にできたことが、できなくなった」「肌荒れや脱毛がひどく、見た目が急激に老け込んできた」「よく眠れない」「性欲がない」。こうした症状は実は熟年期障害のサインだ。

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