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【人とペットの赤い糸】人とペットの真の共生社会の実現へ ワンちゃんと買い物できるイタリア (1/2ページ)

 210カ国、約150万人が所属する世界最大の奉仕団体「ライオンズクラブ」の102回国際大会がイタリアのミラノで5日から9日まで開催され、筆者もメンバーの1人として参加した。

 ミラノ市長の歓迎のご挨拶にもあったが、ミラノの歴史はローマ帝国の時代に遡(さかのぼ)り、文化、芸術はもちろんのこと、経済と金融のハブの役割を果たしてきた。国際大会に出席すると同時に、イタリアにおける「人とペット」に関する情報を入手したので、紹介したい。

 大会の一環として6日にパレードが行われ、目の不自由な方々への支援をしているライオンズは、その重要性をアピールする意味で盲導犬も参加していた。

 ミラノ市内および短時間訪問したベネチアとベローナでは、飼い主がさまざまな種類のワンちゃんと市内を散歩する姿を見ることができた。ワンちゃんと飼い主が薬局や洋品店で買い物したり=写真、列車の駅で一緒に移動する姿は、ごく自然で他の買い物客や旅客からも好意的に受け入れられているのが印象的だった。

 イタリアでは、ほとんどのスーパーやレストランをはじめ、公共交通機関は全てペットを連れて乗車しても良い。また、出合った犬たちはほとんどほえなかった。しつけがきちんとされている証しだろう。

 ペットは主にブリーダーから入手しているが、ミラノにある大手ペット専門店でも、ペットを販売しているお店がある。チワワで約1500ユーロ(約19万5000円)、ベンガル猫が約1300ユーロ(約16万9000円)、ウサギは180ユーロ(約2万3400円)で販売されていた。

 その他、小鳥や観賞魚も販売されている。販売されている犬猫の数は非常に限られていた。理由は、犬や猫のブリーダーに子犬、子猫が生まれたときのみ仕入れるとのことだった。イタリアでは優良ペット店との連携で、適正な繁殖がなされているようだ。

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