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【ドクター和のニッポン臨終図巻】ジャニー喜多川さん「子供たち」に囲まれ幸福な最期 (1/2ページ)

★ジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川

 やはりこの方について書かないわけにはいかないでしょう。

 ジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川さんが7月9日、都内の病院で亡くなりました。享年87。死因は解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血との発表でした。

 ジャニーさんが体調の異変を訴えたのは、6月18日のこと。病院に向かおうとしたところで意識を失い、救急車を呼んだそうです。搬送後すぐに集中治療室へ。

 解離性脳動脈瘤とは、脳を走る動脈の一番内側の壁の膜が裂け、中膜との間に血液が流れ込んでできた瘤(こぶ)のこと。このコブが破裂するとクモ膜下出血になります。

 脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血などをあわせて「脳卒中」または「脳血管疾患」と呼びます。厚労省が発表した2018年のわが国の死因統計によれば1位がん、2位心疾患、3位老衰に次いで4位となっており、年間約11万人が亡くなっています。

 特にクモ膜下出血は、予後の悪い疾患です。発症後1カ月以内に3割の人が亡くなるというデータもあります。たとえ治療して一度回復をしても、やはり1カ月以内に約半数の人が再出血してしまいさらに予後が悪くなる人も。

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