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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】陸上選手の経験から競技者の痛みに共感、的確に診断・治療 あべ整形外科院長・阿部耕治さん (1/2ページ)

★あべ整形外科(東京都杉並区)院長・阿部耕治さん(41)

 西武新宿線・井荻駅から徒歩3分。環状8号から一歩入った住宅地に、今年6月にオープンしたばかりの「あべ整形外科」がある。院長の阿部耕治医師は、患者の話に耳を傾ける診療姿勢にこだわる整形外科医だ。

 大学病院や関連病院で実績を重ねてきた阿部医師の専門は「手の外科」。整形外科の中でもとりわけ繊細で細かい技術が求められる領域だ。ばね指や腱鞘(けんしょう)炎、手根管症候群、さらには靭帯(じんたい)損傷や骨折などの症例を数多く手掛けてきた。

 「手のけがは、ギプスの当て方一つで治療効果が大きく左右されます。専門性の問われる症例の患者さんが来られると、やっぱり力が入りますね」

 もちろん、現在のクリニックでは手に限らず、腰、ひざ、肩や首、足など全身の症状が診療対象。日帰り手術にも対応する一方、入院を伴う大掛かりな手術が必要なときは、提携する基幹病院に紹介し、状況に応じて阿部医師自身が出向いて執刀することもある。

 大学時代は陸上部に所属。短距離走や投てき競技(やり投げ)で活躍したスポーツマンだ。それだけに、診察では「どんな動きが故障を招いたのか」に興味が湧くという。

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