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【板倉あつし 菜湯紀】北海道別海町・別海ふれあい温泉「べつかい郊楽苑」と「熟成鹿肉ジンギスカン」

 北海道別海町(べつかいまち)別海ふれあい温泉「べつかい郊楽苑」は、石炭の形成途上の亜炭層からくみ上げる植物起源の有機質を多く含んだモール泉。源泉温度38.4度、モール泉ならではの淡褐色澄明で若干塩辛い湯。ナトリウム-塩化物温泉の湯ざわりはPH7.9の弱アルカリ性とは思えぬほど柔らかくツルツルとしている。

 加温消毒は施しているが、加水循環濾過(ろか)はしていない。内湯大浴槽は42度弱、露天風呂は40度強、ジェットバスとジャグジーは加温していない源泉そのままの38度で利用、ホテル運営経験の豊富な経営陣の適切な湯使いにエールを送りたい。

 尾岱沼(おだいとう)で採れる北海シマエビや、うま味の素グリコーゲンを豊富に蓄えたホタテ貝、徳川家斉に献上されたことから献上鮭と呼ばれる「西別鮭」など地元の味覚満載の食事プランが自慢だが、北海道立総合研究機構と共同開発した、マイタケの酵素エキスでエゾ鹿肉をとことん柔らかくし、臭みを抑えた「熟成鹿肉ジンギスカン」を組み込んだプランも見逃せない。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■別海ふれあい温泉「べつかい郊楽苑」 北海道別海町別海141の100。0153・75・0711。平日1泊2食2人1室8700円から。詳細は#湯チューブ郊楽苑、HPで。

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