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【週末、山へ行こう】初中級者に最適「ツアー登山」 適切な計画、先導が魅力 “山の世界”に広がりも (1/2ページ)

★ツアー登山を活用する

 夏山シーズンもいよいよ本番。この時季に私のハイキング講座のお客さまからよく受ける質問が「ツアー登山で○○山に行ってみたいんですが大丈夫でしょうか」というもの。そんなときはルートと日数、ガイドの有無などツアーの内容を聞き、普段ご一緒するその方の体力などを考えたうえで、装備や行動についてアドバイスをする。よほどのこと…その方の体力・技術とツアーのレベルがかけ離れている場合や、ツアーの内容に著しく無理があると思わない限り、「やめたほうがよい」とは言わないようにしている。

 ツアー登山の最大のメリットは「計画・山行の実施を主催者がしてくれること」だろう。交通手段や宿泊先の確保は主催者が行い、参加者に無理のないスケジュールを組んでいる。近年は低山ハイキングであっても有資格のガイドが先導するツアーもあり、適切なペース配分で歩けるうえ、道中の危険箇所の案内なども的確にしてもらえる。

 大半のツアーは登山口までバスで送迎をする。個人で行くと電車やバスを乗り継いで時間のかかる登山口も、バスですんなりアクセスできるのはありがたい。下山後に温泉入浴がついているツアーも多い。個人で行くより参加費が割安になるツアーもある。

 ただ、主催者が山行の計画・実施をするというメリットは、「参加者が自分で決められることが少ない」というデメリットでもある。山行実施・中止の判断も、登山中の行動判断も基本的には主催者側に委ねられる。

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