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【阿部亮のつぶやき世界一周】「アポロ」人類初の月面着陸から…新たな「アルテミス」計画 月面基地を建設して火星探査へ

 アポロ11号による人類初の月面着陸から、20日で50年がたった。

 知り合いの会社社長は当時10歳で、月着陸船イーグルによる月面への接近から砂が舞い上がった着陸、アームストロング船長の月への第一歩の様子を生中継で見ていたとのこと。

 彼にとって印象的だったのは、ヒューストンの管制室と月面に降り立った船長との英語の会話、それと初めて聞いた同時通訳の日本語。月面の平地「静かの海」→ヒューストン→東京タワー→自宅と、ほとんど時差なく聞こえることに驚嘆していて、人類初の月面着陸の意味は、二の次だったという。

 ただ、私を含めて50歳以下の世代にとっては、月着陸は既成事実で、ライブでそんな経験・感動をしたことがない。

 それが、NASA(米航空宇宙局)が新たな月着陸計画「アルテミス」のスケジュールを発表したおかげで大興奮した。アルテミス計画は(1)2020年、新型無人宇宙船「アルテミス1」で、月の周回飛行を実施(2)21~23年、新型有人宇宙船「アルテミス2」で、アルテミス1と同じ月周回飛行を実施(3)22~24年、小型宇宙ステーション「ゲートウェイ」を建設するための資材を月周回軌道上に運搬して建設(4)24年、「アルテミス3」で有人月面着陸を実施-そしてそれ以降は月面基地の建設を目指す。

 月面基地では、月資源の本格的探査や各種の実験設備の建設などを行い、人類が月面へ進出するための資源採掘やインフラ設備を建設。また、ゲートウェイを活用し、火星探査を目指す。何と素晴らしく夢のある計画!

 ■阿部亮 北海道札幌西高等学校卒業。19歳で陸路を世界一周。ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のメインパーソナリティ。ミャンマー、ネパール、カンボジア、ブルキナファソ(西アフリカ)に12校の学校を建設している。

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