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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】肝機能障害改善を目的に再生医療スタート 番町診療所表参道院長・山田正文さん (1/2ページ)

★番町診療所表参道(東京都渋谷区)院長・山田正文さん(60)

 急速に進化する「再生医療」の分野で、新たな展開を見せる領域がある。東京・表参道にある番町診療所表参道院長の山田正文医師がいま取り組んでいるのが、「肝機能改善を目的とした再生医療」だ。

 同クリニックでは以前から、変形性膝関節症の治療の一環として「自家幹細胞培養治療」と呼ばれる再生医療を行ってきた。この経験と技術を応用して、「肝機能障害」を改善する目的で再生医療をスタートさせることになったのだ。

 「基本的な治療の流れは“膝”と同じです。患者の腹部から少量の脂肪を採取して、そこから体性幹細胞を分離・培養して患者の体に戻すのです。膝の治療では膝の関節内に直接注入するのに対して、肝機能障害の治療では点滴で投与する点が異なるだけのこと」

 血管に入った幹細胞は全身を巡り、肝臓において機能修復に向けて働いてくれるというのだ。

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