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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】お年寄りや子供は要注意! 梅雨明けで心配される「熱中症」 (1/2ページ)

 各地で梅雨明けしたとみられるという発表が相次いでいます。記録的な熱波に見舞われた昨年には、6月から9月の間に全国で1500人以上が熱中症で死亡しました。熱中症にかかって救急搬送される患者さんは、毎年、梅雨明けからお盆までがもっとも多いようです。

 熱中症というのは気温と湿度が高いときに発症する病気のことで、最初は水分塩分代謝の失調ではじまり、症状が進むと循環機能の失調が起きます。そのまま放置していると脳の体温調節が機能しなくなり、最悪の場合、命に関わることもあります。

 熱中症で命を奪われる患者さんは高齢者に多いようです。2018年に厚労省が発表したデータによると、635人が熱中症で死亡しています。そのうち65歳以上の高齢者が496人と、全体の約78%を占めています。

 高齢者の方は体温の調節機能が低下し、暑さを自覚しにくくなるために、暑さ対策の行動が遅れがちになります。また、体調の変化も我慢をしてしまうことがありますので、周りの人が体調をこまめに気にかけてあげましょう。

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