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【教えて!愛先生の漢方相談】脱水症状で体がだるい…漢方医学が教える「気陰両虚」 夏バテ気味の夕食に牡蠣や刺し身、和食がおすすめ! (2/2ページ)

 ■漢方医学で考える水分の不足によるだるさ

 脱水症状気味でだるさを感じる状態を漢方医学で、『気陰両虚(きいんりょうきょ)』といいます。これは、体力や気力のもととなる『気』と体を潤し熱をこもらないようにする『陰』が不足している状態をあらわします。

 そのため、この時期、体に熱がこもり、やる気もなく、体力が続かない人は『気』と『陰』を補うことが大切です。

 ■夜に食べると良い食材

 体がだるい症状のときは、夕食に魚介系の食材を選びましょう。外食であれば、刺し身や干物などがある和食居酒屋、オイスターバーなどがおすすめです。『陰(いん)』を補うことができるミネラルが豊富な牡蠣などの貝類、『気(き)』を補うことができるオメガ3脂肪酸やアミノ酸が豊富な魚をとることができます。

 オメガ3脂肪酸は、紫外線により傷ついた細胞の修復に役立つため外回りの仕事が多い人にもおすすめです。

 また、バテ気味のときに飲むお酒としては、蒸留酒である焼酎にミネラルが豊富な梅干しを入れて潰して飲むのが良いでしょう。

 簡単な食薬習慣ですが、夏の暑さにうんざりしている人は、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 ■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ、秋田の山で薬草を採りながら育つ。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。近著に『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

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