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【教えて!愛先生の漢方相談】オムレツ・アヒージョ…暑気払いにはスペイン料理! 熱を冷まし体力をつける食材が豊富 (2/2ページ)

 ■夜食べると良い食材

 この時期、暑気払いの接待や外食には、スペイン料理を選びましょう。

 タパス(小皿料理)が豊富なスペイン・バルなどに行くと食材の幅が広がり、夏バテ対策が手軽にできます。

 実は、スペイン料理には、漢方医学で考える『清暑益気(せいしょえきき)』、つまり熱を冷まし体力をつける食材が豊富にそろっています。古来から中国とシルクロードや商船の往来があったことが関係するかどうかは分かりませんが…。

 体にこもった熱を冷ますトマトやハーブ類、体力をつける玉子、エビ、タコなどの動物性タンパク質のバリエーションが非常に豊富です。小皿で少しずつ食べることができるのも嬉しいことです。メニューとしては、スペイン風オムレツ、トリッパのトマト煮、ムール貝、エビなど魚介のアヒージョ、タコのガリシア風(茹でて、切って、オリーブ油をかけたシンプルな料理)などがおすすめです。

 だるさを感じる日は、スペイン・バルでシュワっとカヴァ(スパークリングワイン)を飲みながらタパスをつまむ食薬習慣を取り入れてみては、いかがでしょうか。

 ■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ、秋田の山で薬草を採りながら育つ。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。近著に『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

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