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【人とペットの赤い糸】地方都市は高速道路のドッグランに学べ 「人とペットの理想郷」づくりへの第1ステップ (1/2ページ)

 ドッグランは犬の運動になるとともにストレス発散の場所でもあり、飼い主同士の楽しい交流やさまざまな学びの場所でもある。

 夏の行楽シーズンとなり、ワンちゃんと車で長時間移動する人たちも増えてきた。その大きな理由として、まだまだ数は少ないが、全国の高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)にドッグランが50カ所以上整備され、施設も充実してきていることが挙げられる。

 今年の夏の気温は全国的に35度を超える日が増えてきた。アスファルトも熱くなり、ワンちゃんが足の肉球をやけどするケースも増えている。ただ真夏でも地面が熱くならないような工夫を施し、誘導の目印に肉球をデザインしたワンちゃん用の歩道をつくったSAもあり大変好評だ。

 場所によって異なるが犬のサイズによってエリアを分けたり、スペースを拡大したりとSAのドッグランも充実してきている。ほかにヘルニアやパテラ(膝蓋骨脱臼)を防ぐ優しい草地をつくったり、水飲み場、足洗い場、シャワー、ペットトイレ、専用のゴミ箱、遊具やペット関連商品売り場を設置した所もある。

 また、ドッグメニューがあるドッグカフェも登場してきた。人とペットの滞留時間が長くなればなるほど、SAの売り上げも増える。

 現在、ワンちゃんと暮らしている世帯は715万4000世帯。全世帯の12.64%がワンちゃんと暮らす計算だが、ワンちゃんとともに外出しやすくなれば、移動に伴う消費も拡大し、低迷している日本経済にも貢献することにつながる。SAのドッグランの充実により、飼い主は長時間のドライブでもワンちゃんとともに外出する楽しみも増し、安心して遠出ができるようになってきた。

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