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【週末、山へ行こう】アルペンルートでアクセスできる、日本三霊山のひとつ 立山(北アルプス) (1/2ページ)

 先日、久しぶりに室堂に下り立った。バスターミナルを出て、立山の美しい姿が真っ先に目に入り、何とも言えない幸せな気持ちになった。

 北アルプス北部、立山連峰の主峰である立山。「立山」という名前の山はなく、標高3003メートルの雄山、大汝山、富士ノ折立の3つの山の総称(雄山、浄土山、別山の三山とも言われる)だ。山岳信仰の山として知られ、富士山、白山と並ぶ日本三霊山のひとつ。江戸時代には多くの登拝者が山頂を目指したという。

 室堂から立山三山のメインとも言うべき雄山へは歩行時間約2時間。とはいえここは森林限界を超えた3000メートル峰、決して手軽にちょいっと登れる山ではない。室堂からとても近くに見えるのに、歩いてみるとなかなか登りごたえがある。だからこそ山頂に立ったときの眺め、達成感は格別だ。

 そして雄山に着いたら雄山神社の峰本社で参拝料を納めて安全登山のご祈祷(きとう)を受けていこう。岩峰のてっぺん、狭い山頂の小さな社の前でご祈祷を受けると荘厳な気持ちになれる。参拝後にいただける「立山頂上雄山神社」の赤札をザックにつけると、どことなく満ち足りた、誇らしげな気持ちになる。

 ここまででだいぶ体力を消耗したと感じたら来た道を戻って室堂へ。まだ余裕がありそうなら、そして天気もよければ三山縦走ルートへ進もう。真っ白い砂地の稜線(りょうせん)を歩いていき、別山にたどり着くと、目の前にそびえる雄大な岩山…剱岳の姿に圧倒される。見ているだけで感動する岩の峰。眺められてよかったと思うか、あの頂にいつか立ちたいと思うかは人によるだろう。

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