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【続・長生きは本当に幸せか?】「苦しまずに死ぬ」ことはできるのか? 痛みに緩和ケア…誰もが不安な最期 (3/3ページ)

 とくに緩和ケア病棟は、順番待ちになっているところが多いのです。そこで、末期を迎えるのがわかった時点で、患者さんとご家族は、できるだけ早く行動することが肝要です。病院によっては相談を受け付けて、病棟を見学させてくれるところもあります。入院予約面接があるところは、できる限り早く予約しないと、間に合わないということがあります。

 「もう治療法がありません」と医者から伝えられたときでは、遅いのです。苦しまないで死ぬためには、家族と相談のうえ早めに手を打っておくことが肝要です。

 ■富家孝(ふけ・たかし) 医師、ジャーナリスト。1972年東京慈恵会医科大学卒業。病院経営の後、「ラ・クイリマ」代表取締役。早稲田大学講師、日本女子体育大学助教授などを歴任、新日本プロレスリングドクター、医療コンサルタントを務める。『不要なクスリ 無用な手術 医療費の8割は無駄である』(講談社現代新書)、『ブラック病院』(イースト・プレス)など著書計67冊。

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