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【ベストセラー健康法】落語家・柳家三壽「がん生活」11年間の軌跡 標準治療受けずに「がんと生きる5カ条」実践 (1/2ページ)

 現在、がんの標準治療とされるのは手術、抗がん剤、放射線。しかし、そのどれも受けることなく、宣告から11年経った今も高座に上がり続けている落語家がいる。

 落語家の柳家三壽(さんじゅ)さんが前立腺がんの宣告を受けたのは62歳の時。それから73歳の現在まで、手術の勧めを断り、抗がん剤も放射線治療も受けていない。

 その代わり、自己流の食事療法を続けた結果、がんは治ってはいないものの進行もしていないという。三壽さんが実践した内容と11年の軌跡をまとめたのが『落語家、医者に頼らずがんと生きる』(祥伝社)である。

 宣告を受けたとき、がんは前立腺の内部に留まっている限局がんで、悪性度は1~5のうち悪い方から2番目の4だった。手術で取れるレベルだったが、三壽さんは手術や放射線治療の勧めを断り、「しばらく様子を見たい」と申し出る。標準治療をどこか疑う気持ちがあったからだ。この時のことを「場当たり的に手術をして治って満足していたら、一時は生還できたとしても、それほど長くないと思った」と振り返っている。

 がんが見つかる前から前立腺肥大の症状があり、治療薬を飲みながらも、暴飲暴食や1日30本のたばこをやめなかったという三壽さん。しかし、がん宣告を受け「これを機に生き方を変えよう」と決意し、禁酒禁煙に成功。さらに、食事療法で肺がんから生還した友人の話を参考に、「マクロビオティック」(以下、マクロビ)に取り組むことにしたのだ。

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