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【生涯現役脳をめざせ!】骨量は若いうちに増やしておくべし! やせ願望、やせすぎ…将来の「骨粗鬆症」リスク高める 「認知症予防」専門医対談 (1/2ページ)

 閉経後骨粗鬆(こつそしょう)症がホルモン補充療法(HRT)で改善できることは、間接的に高齢者のロコモ(運動器症候群)やフレイル(加齢による心身の衰え)を予防してくれる可能性がある。詳細なメカニズムが明らかになるには時間がかかるが、こうした治療法があるということを知識としてしっかり押さえておきたい。

 朝田 ホルモン補充療法が有効なケースを教えてください。

 宮坂 更年期障害では、ほてりや発汗などの血管症状には女性ホルモンのエストロゲン補充が非常に効果的です。また、閉経後の骨粗鬆症では骨量がある程度回復することが分かっています。

 朝田 高齢者の骨折は「骨折→寝たきり→うつ→認知症」という負のサイクルの引き金。骨粗鬆症はぜひとも避けたいところです。

 宮坂 骨には破骨(はこつ)細胞と骨芽(こつが)細胞という2種類があり、毎日入れ替わっています。女性が閉経とともに骨がもろくなるのは、このうちの壊す方(破骨細胞)が活性化しているからです(図)。

 朝田 HRTで破骨細胞の働きを抑えれば、閉経後の骨粗鬆症は減りますね。

 宮坂 若い時に骨量を増やしてピークを高くしておけば、多少減っても何ともありません。若い女性のやせ願望や、やせすぎは将来の骨粗鬆症リスクを高めます。

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