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【大崎裕史 麺喰いにつき】老舗ラーメン店「ホープ軒」の歩み… 唯一の支店が野方「環七沿い」に移転オープン (1/2ページ)

 東京・渋谷区千駄ヶ谷にある「ホープ軒」は営業を開始してから60年近くになる。千駄ヶ谷に店を構えてからでも44年。本紙読者の中にも多数の人が食べたことがあるのではないだろうか?

 その唯一の支店「ホープ軒 古川橋店」は平成元年に出店し、令和元年の今年移転のため閉店。平成を24時間営業で生き抜いてきたラーメン店である。今年7月10日に野方の環七沿いに移転オープンしたので食べてきた。千駄ヶ谷本店は何十回も食べており、古川橋店は数回。この連載では新店紹介が多いがたまにはこうして老舗も紹介してみたい。

 まずは「ホープ軒」の歴史から。現「ホープ軒本舗」(吉祥寺)がまだ「貧乏軒」という屋台を引いていた頃、貸し屋台もやっており、20歳の現「ホープ軒」店主が屋台を借りて昭和35年1月に営業開始。内幸町時代は屋台なのに1日で800杯出したこともあるらしい。

 最初から今のような背脂ラーメンだったわけではなく、試行錯誤して味を変えていきながら背脂入りラーメンが誕生。「ホープ軒」がまだ屋台だった頃に「弁慶」(堀切菖蒲園)店主や「香月」(現六本木、他)店主がアルバイトで働いていた。2人ともタクシー運転手からの転職でまずは屋台で独立してから店を持ってどちらも人気店になっていった。

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