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【ワインと料理のおいしい関係】「熟成ワイン」おすすめはスペイン産! 樽の風味も溶け込んだ味わい (1/2ページ)

 「ワインは何年も熟成させると良くなる」という説がありますが、実は世の中に出回っているワインの9割以上が、収穫年から2~3年の内に飲んだ方が美味しい、いわゆる若飲みタイプ。普通のワインは鮮度にこだわるビールなどと同じく“買った時が一番の飲み頃”という感覚で早く飲んだ方がおいしく楽しめます。

 もちろん、ごく一部の上質なワインは理想的な保存環境があれば熟成により味わいが向上しますが、5年とか10年間じっくり待つというのは難しいですね。では熟成したワインを買えばよいのですが、それは量が少なく、お値段も高くなってしまいます。

 熟成させた赤ワインが飲みたいということであれば、おすすめの国があります。それはスペインワインです。

 スペインの高級ワインは木樽で長期熟成させて飲み頃に仕上げたワインを出荷するという伝統があります。ワイン法でも、それが明確に規定されていますので、ラベルの用語を覚えれば間違いなく、飲み頃に差し掛かったワインを購入できます。その用語は「グラン・レセルヴァ」。このグラン・レセルヴァはスペインワインでもっとも樽と瓶内の熟成期間が長く、最低5年以上と定められています。実際の商品はそれ以上の期間熟成させてから出荷されているものが主流です。

 例えば、スペインでも指折りの高級産地リオハ地区で産する「コト・デ・イマズ」のグラン・レセルヴァは、現在2012年を出荷しているので7年以上熟成させたものとなっていますが、優れた収穫年のみにつくるこだわりのワインです。

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