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【教えて!愛先生の漢方相談】朝の“ダル~い”感覚…放置すれば老化も加速!? 長いも・自然薯で「腎」の働き強化を (2/2ページ)

 ■漢方で考える朝のだるさ、やる気喪失

 冒頭ご紹介したように漢方医学で、だるさ、やる気の喪失を指す「腎虚」という体質。「腎」は夜の臓器とも呼ばれ、「腎」のためには、睡眠をしっかりとることが非常に大切です。

 午前中弱く疲れやすいタイプの人に限って、夜になると元気になりスマホやタブレット端末、パソコンなどに夢中になる傾向があります。頭が興奮してしまったり、ブルーライトが与える影響で睡眠のリズムを乱してしまったり、という原因となりかねません。悪循環に陥らないように気をつけましょう。

 ■だるさを絶つための食材

 「腎」の働きを強化し、若返りのホルモンを作る食材のひとつが、DHEAを含む長芋や自然薯(じねんじょ)です。漢方では、別名「山薬」とよばれ、「腎」を強化する漢方薬に使われているくらいの最強食材です。

 定食屋さんやそば屋さんでは、とろろをトッピングする。コンビニではネバネバサラダを選ぶ。居酒屋では、長芋のポン酢和えをおつまみに。意識的に長芋類を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 他にビタミンC、ビタミンD、亜鉛、マグネシウムを含む食材も副腎を強化するためおすすめです。ブロッコリー、キャベツ、キクラゲ、ワカメ、昆布、ひじき、納豆、牡蠣などがあります。メニューを選ぶときの参考にしてくださいね。

 ■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ、秋田の山で薬草を採りながら育つ。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。近著『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が発売1カ月で、7万部超のベストセラーに。

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