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【週末、山へ行こう】登山地図に書かれた「コースタイム」とは? ゆっくり歩けるペースを知ることが大事 (1/2ページ)

 登山地図やガイドブックに書かれている「コースタイム」。自分で山行計画を立てるとき、歩くアルートの検討をするのに重要な情報のひとつだ。

 コースタイムはどのように決められているか。多くの登山者が活用している『山と高原地図』(昭文社)では、「40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定をしていると表記されている。

 拙著『東京近郊ゆる登山』(実業之日本社)では、「実測をもとに、健康な成人が要する標準的な歩行時間と考えた時間」と表記している。掲載ルートを実際に歩いてコースタイムを計測し、標準的なコースタイムと照らし合わせながら調整した。山歩きに不慣れな登山者を想定したガイドブックなので、初心者には歩きづらいと思われる部分は、標準的なガイドブックより少しコースタイムを長めにしている。

 ちなみに、観光ガイドブックや不動産情報などの「街歩き」、つまり平坦(へいたん)な舗装道路の場合はおよそ1キロメートル=15分で歩行時間を算定している。登山の場合の目安は登りが1キロメートル=30分。急傾斜や岩場など通過困難な場所では、もう少し時間が多くかかる。平地、下りの場合は1キロメートル=15~20分が目安。これを知っていると、登山道の道標に距離が書いてあったときにおよその歩行時間を予測することができる。

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