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【おやじ酒場】秋の夜長を“昭和風”に浸って… 多彩メニューに自信の味「焼鳥 昭和浪漫」 大井町駅 (1/2ページ)

 大規模な駅前再開発で都会的に洗練された半面、庶民的な顔も持つ大井町駅界隈(かいわい)。昔ながらの風情を残す路地裏には今も下町情緒があふれ、ノスタルジックな雰囲気を残す“昭和”がたたずんでいる。

 

 大井町駅東口改札を出て、闇市から生まれた東小路に入るとディープな飲食街がひしめく。テクテクとゼームス坂を抜けて平和小路を入った一角にある小さな木製電柱の街灯に照らされた隠れ家的な一軒家が今夜の河岸である。

 店の扉を開けると正面の厨房(ちゅうぼう)を囲んでL字のカウンター。奥にテーブルが並ぶ大箱。2階には座敷と掘りごたつ席もある。一杯目は「生ビール」(480円)をグイッと渇いた喉に流し込む。呑兵衛の一番幸せなひととき。毎週月曜は「昭和浪漫の日」で生ビールは280円で、380円の「ハイボール」が180円というからうれしいね。

 大衆酒場のようなたたずまいの中、ピンク・レディーなど昔のアイドルのブロマイドや昭和歌謡のシングル盤、寅さんなどの映画ポスターなどが壁一面にいっぱい飾られ、昭和にタイムスリップ。

 メニューは多彩だが看板はやっぱり「焼鳥」(170円~)だ。国産鶏にこだわり、備長炭が発する遠赤外線で「うま味」の要素を生み出している。特におススメの串は「つくね」(230円)。「軟骨が入った生のつくねを焼きますからお時間をいただいていますが、味には自信があります」(鈴木さん)。

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