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【雇用延長時代を生きる健康術】健康寿命のカギを握る「歯」「目」「関節」 専門家が教える「健康資産アップ術」 (2/2ページ)

 関節にしても、運動不足や肥満などで「変形性膝関節症」と診断されると、膝の治療はもとより、ダイエットや周辺の筋力アップを勧められるだろう。トータル的な機能改善が予備能力を高めることにつながる。しかし、これまで放置してきたことを一気に改善するのは難しい。

 「人生100年時代には、予防でいかに健康資産(予備能力)を高めるかが大切ですが、日本では予防は自費診療になることが多く、受けづらい側面がある。仕組みを変えて普及させないといけない。それが、将来の医療費削減にもつながると思います」

 山科医師による「健康資産アップ術」を別項に掲げた。自らの身体能力を高めて老化や病気に抗(あらが)い、いくつになっても元気に仕事を続け、楽しい生活をキープしよう。(安達純子)

 ■健康資産(予備能力)アップ術

 □眼科や歯科を定期的に受診し状態を把握する

 □歯周病を放置しない。歯科で自分に合ったブラッシング法を教わる

 □運動習慣を持つ。通勤の速歩や自宅でのスクワットでは、タイムや回数を測って向上するように努める

 □趣味を楽しみ仲間と交流する。地域交流もOK

 □子供や孫とゲームなどをして、自分の判断力や集中力が落ちていないかをチェック。落ちている場合は改善を心掛ける

 □年1回の健診を活用し、メタボリックシンドロームなどの病気を改善・予防する

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