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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「肥」》「おしゃれ迷子」とタンスの肥やし (1/2ページ)

 服はたくさんあるのに着る服がない! そんな経験はないだろうか。

 先日、たまった雑誌の整理をしていたら、ある女性誌の特集に目がとまった。人生には何を着たらいいか分からない「おしゃれ迷子」になる時期が3回来るといい、それは27歳、35歳、42歳のときだという。

 30代後半の筆者にも思い当たるふしがある。確かに20代後半と30代半ば、それまで着ていた服が急に似合わなくなり、何を着たらいいのか分からなくなった。鏡に映った自分が、妙に若作りしているように見えたり、不適切な格好をしているように見えた。

 要するに、年齢(見た目も実年齢も)と服装が合っていないのだ。このときほど「年相応」という言葉が重くのしかかってきたことはない。好きな服と似合う服の乖離(かいり)に気づき、どう折り合いをつければいいのか分からず、途方に暮れた。

 特に2回目の「迷子」は深刻だった。20代ではまだ若さゆえ大目に見てもらえたところもあったが、30代も半ばになると不相応な服装は恥をかくだけだ。社会的信頼を失うことにもつながるし、若々しくしているつもりがかえって老けて見えてしまうこともある。

 また、妊娠・出産をへてライフスタイルが大きく変化したことも「迷子」を一層ひどくした。体の動きを制限するタイトな服、走りにくいハイヒールなどは自然と出番が減り、機能性第一のカジュアルファッションに移行する必要性に迫られたのだが、これがまあ似合わない。