記事詳細

【教えて!愛先生の漢方相談】秋深まる物悲しい季節…「五感をフル稼働」させてモチベーションあげよう! (1/2ページ)

 日に日に秋が深まっていきます。木々が色づきはじめ、作物の実りにより多様な味覚を感じる。虫の音が心地よく、天高く澄んだ空気を感じながら夜空の星がきれいに見えます。

 そうした美的感覚の手助けをするように展覧会やコンテストなどの芸術イベントが増える季節でもあります。五感が豊かになり、創造的なセンスを生かして、美術鑑賞や創作活動を始めたくなる人もいるでしょう。

 一方で、日照時間の少なさから、心がふさぎこんだり、切なさを感じるのも人間らしい感情です。

 今回はできるだけ向上心を維持しながら五感をフル稼働するための食薬習慣を紹介します。

 ■秋は悲しさを感じやすい

 夕刻、外を眺めると、もう真っ暗になったのだな、と驚くこともあると思います。実は、この日の短さが悲しさを増幅させる理由でもあります。人に幸福を感じさせるセロトニンという物質の分泌は、太陽の光によって増えるからです。

 日照時間が短くなるこれからの時期は、自然と気持ちが内向的になりやすく、うつ状態になる人もいます。変わることのない季節に負けない体づくりは、食事の変化させることで内側から対策を講じていきましょう。

 ■漢方で考えるモチベーションの低下

 漢方医学で考えると、秋に悲しくなるのは「肺陰虚(はいいんきょ)」といい、「肺」の働きの低下が関係するとされます。また、モチベーションや向上心の低下は、「気」の巡りの不調が関係するといわれています。

 そこで、感性が養われる秋には「肺」の働きを助け、「気」の巡りを改善する食薬習慣をとりいれていきましょう。

関連ニュース