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【教えて!愛先生の漢方相談】甘い+しょっぱいの“無限ループ”に注意! 食べ過ぎの原因「湿熱」を取り除くウーロン茶 (2/2ページ)

 ■漢方で考える食べ過ぎの太った人とは

 太っている状態を漢方医学では「気」が不足し基礎代謝や体力が低下、水分や脂肪など体にとって余分な「痰湿(たんしつ)」がたまり体を動かすのに重だるさを感じている状態と考えます。

 これでは、運動したい気持ちになるのが難しいでしょう。この状態が続くと「痰湿」から「湿熱」といって熱がこもる状態になります。そしてこの「湿熱」が過食の原因となり、食べる→太る→動きたくない→食べる…と悪循環が続いてしまいます。

 年々痩せることへのモチベーションが低下して、体の内側から代謝が落ち、動けない体質へと変わっていきます。改善するために、運動に適した食薬習慣を取り入れていきましょう。

 ■体を動かすためによい食材

 体を動かすためには、重だるさと食べ過ぎの原因「湿熱」を取り除くことが大切です。ダイエットといえば高タンパク、低糖質、低カロリーの食事がよく知られています。今回は飲み物を紹介します。

 「湿熱」を取り除く飲み物には、ウーロン茶、はと麦茶、杜仲茶、プーアル茶、ハブ茶、コーン茶などがおすすめです。塩味を感じる食事と一緒に甘い炭酸飲料や甘いカフェオレなどで「甘味+塩味」の無限ループを作るのではなく、その原因を軽減する飲み物を活用してみましょう。

 ■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ、秋田の山で薬草を採りながら育つ。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。近著『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、発売1カ月で7万部超のベストセラーに。

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