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見上げると感動の夜空! 山肌一面に圧巻100万枚の「デジタル掛け軸」 群馬県みなかみ町「天空のナイトクルージング」 (1/2ページ)

 谷川岳(群馬県みなかみ町)の中腹・天神平で、降るような星空と世界的アーティストのデジタルアートの観賞ができると聞いて出かけた。名付けて「天空のナイトクルージング」。そこは天も地も美に彩られた癒やしの異次元空間だった。(冨安京子)

 上越新幹線・上毛高原駅で下車、レンタカーで水上温泉郷を抜け北上すること約40分、谷川岳ロープウェイ土合(どあい)口に着いた。

 この季節、夕暮れは早い。午後6時、闇を縫ってゴンドラ「フニテル」に乗り込み、ロープウェイで15分の天神平駅(標高1319メートル)まで駆け上がる。

 「みなかみ星空クラブ」のボランティアの出迎えを受けた後、その一人、日食ハンターとしても知る人ぞ知る辻村幸子氏の星座の解説に耳を傾ける。

 軽食をとり午後7時、展望台に立ち空を仰げば、天の川が。そこに浮かぶカシオペア座、白鳥座、こと座などが南北にくっきりと姿を見せ始めた。

 観望会の始めと終わりの20分間ずつ、山肌一面にデジタルアート「デジタル掛け軸」がお目見え。9台のプロジェクターを駆使して作り上げた100万枚の赤、青、緑色などの幾何学模様が、地球の自転速度に合わせ刻々と変化する様は圧巻だ。

 同クラブの松島好次会長は「スタッフの一人が世界的に知られる空間照明アーティストの長谷川章さんとご縁があり、長谷川さんにお願いして創作してもらったものです。星が見えない夜はずっとアートを投影しますし、アート目的で訪れる人も増えてきました」と話す。

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