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【食と健康 ホントの話】具体的なグルテンフリーの方法は? パンやケーキ、麺類をやめる食事を「3週間」 (1/2ページ)

 グルテンフリーは、美容や痩身とは無関係。しかしグルテン過敏症の人が実践すると、体調がよくなることがある。そして、自分がその病気であることを知らない人は多い、と前回お話しした。

 グルテン過敏症の詳しいメカニズムは解明されていないため、治療法やガイドラインは確立していない。この病気になっていることに気が付かずに苦しんでいる人の助けになればと、横浜市立大学附属市民総合医療センター・ペインクリニック診療教授の北原雅樹医師に、自身の経験を聞いた。

 若い頃は健康にまったく問題はなかった北原医師は、いつの頃からか、妙に調子が悪くなることがあった。50代半ばに差し掛かったある日曜の昼、ワンタンメンと餃子というグルテンたっぷりの食事をとった後にものすごく調子が悪くなる。そこでこの病気の可能性に気が付いたという。

 「それ以降、グルテンフリーの食事に変えたら、1週間で体調がよくなりはじめ、3週間で劇的に良くなりました」

 検診の数値にも、良い変化は現れた。薬を服用してもあまり下がらなかった血圧が、ほぼ正常値で安定。肝機能も、アルコールをほぼ飲まなくなって少し改善した以上にはよくならなかったが、数値がより安定した。

 「グルテンフリーで炭水化物が減って痩せたせいでは? と思うかもしれません。しかし2キロしか減っていないので、関係はないと思われます」

 首の後ろや背中にあった頑固な筋肉のコリも、以降ほとんどなくなった。鍼灸師にみてもらっても、以前のように硬くなく、柔らかくなっていると言われたという。

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