記事詳細

【週末、山へ行こう】人気の山や連休の混雑時…すれ違いの極意は「思いやり」 (1/2ページ)

 11月の3連休、瑞牆山(みずがきやま)~金峰山(きんぷさん)を縦走した。10月の週末はずっと天気がよくなく、久しぶりに好天の週末、しかも連休ということもあり、たくさんの登山者が訪れていた。登山口へ向かうバスはすし詰めだったし、登山口の駐車場も車でいっぱいだった。

 登山道も、いつも以上に多くの登山者が歩いていた。たくさんの人とすれ違ったり、追い越したり追い越されたりした。特に人気のある、登山者の多い山では、周りが見えていない人が多いように感じていて、登山道で人とすれ違うときは少し緊張する。ハイスピードでわが物顔に進む人、歩くことにいっぱいいっぱいの人。今回もいろいろな人とすれ違った。

 講座などでときどき質問を受けるのが、すれ違いの優先順位。「登り優先」か「下り優先」か。登りが優先だと言われているが、「自分が登っているときは疲れて立ち止まりたいので、下りの人を優先している」という人もいる。

 私の考えは「原則として登り優先」だ。登ってくる人はたいがい疲れているし、自分のペースで立ち止まらずに歩きたい(私の場合は)。できれば山頂に一刻も早く到着したい。だからこれから下山する、より疲れていない、急ぐ必要のない方が道を譲る。

 一方で、自分が下っているときに登りの人に道を譲ると「お先にどうぞ」と言われることもある。そんなときは相手の顔を見て、疲れて立ち止まりたいのか、単にこちらに遠慮しているだけなのかを見極める。疲れているみたいだなと思ったら「ありがとうございます」と声をかけて先に行き、遠慮しているようなら「いいですよ、どうぞお先に」と声をかけて先に進んでもらう。

関連ニュース