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【中高年の婚活Q&A】学歴コンプレックスを解消できる? 多くの大学が社会人の受け入れ体制を整えている

 【今週のギモン】学歴コンプレックスを解消できる?

 【回答】今どきの大学は、少子化対策での一環で、社会人の受け入れ体制を整えている。

 「大学はどちらですかと聞かれたんですよ。高卒ですと正直に話したんですが、そのあと話が沈んじゃって結局ダメでした」と、体験談を話すのは東京都調布市のAさん(48)。もう婚活はこりごりとあきらめかけていたところに、一筋の光が差し込んできたと目を輝かせる。

 「Bさんと電車の中でばったり出会ったのが開運のきっかけでした」

 Aさんいわく、Bさんとは行きつけの居酒屋で意気投合した仲。ところが、ある日を境に音信不通となり、ほかに行きつけができたのではと噂されていたのだという。

 しかし、Bさんは河岸(かし)を変えたわけではなかった。60歳を前に大学生になったというのだ。

 「近所の大学で社会人を受け入れていると聞いたんです。早速、資料を取り寄せてみると、書類審査や面接のみの社会人特別枠やAO入試枠があるというのを知ったんです」

 そう話すBさんもAさんと同じく、学歴コンプレックスを抱えていた。

 「三高のうち収入と身体的なものはどうにもなりませんが、学歴はつくれますよね」

 そんなBさんに大いに刺激を受けたAさん。大学をあれこれ吟味して、仕事帰りに通える大学を受験。晴れて大学生になれたと快活に話す。

 「サテライトキャンパスが最寄りのターミナル駅近くにあったんです。学費も社会人割引になっています」と喜ぶ。

 なるほど、今どきの大学社会人にとてもやさしく、仕事と両立できる土日集中のカリキュラムを組んでいるところもある。

 「女性を前におどおどしなくなったせいか、振る舞いや雰囲気が変わったとよく言われるようになりました」

 学生の身ながら、婚活にも積極的に取り組むAさん、卒業までにはと期待をふくらませる。(久保範明)

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