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NHK記者が突然死…「睡眠時無呼吸症候群」治療器具の落とし穴 「CPAP」不使用で心筋梗塞のリスク高 (1/2ページ)

 先日、NHKの男性記者(45)が心筋梗塞で突然死したと一部週刊誌に報じられた。東京都庁担当のキャップというこの記者は、“中間管理職”という立場で働き方改革のしわ寄せを担っていた可能性も指摘されるが、実は彼の死の影に“睡眠時無呼吸症候群(SAS)”が深くかかわっているというのだ。

 この男性記者はNHK放送総局首都圏放送センター副部長で、10月23日早朝、自宅で急死したという。

 NHKでは2013年に急死した31歳の女性記者が過重労働が原因だったとして労災認定を受けたことをきっかけに、働き方改革が進んでいる。

 「これまで休みを取ることもままならなかった現場の記者にもきちんと休みを取らせるようになってきました。その一方でデスクやキャップクラスの記者はそれをカバーするため、自分の体を張って穴埋めをせざるを得ないのです」と関係者は明かす。

 この男性記者もそうした環境の中、過重労働の犠牲になったとの見方が強いのだ。そんな中、彼の死を早めたかもしれない一因が浮かんできた。

 「実はこの記者はSASで治療を受けていたそうです。普段は『CPAP(シーパップ)』という治療器具を着用して寝るのですが、この日は着けておらず、朝になって死亡しているのを家人が発見したそうなんです」と関係者。

 SASとは、睡眠時に何度も無呼吸の状態を繰り返す症状で、全国で潜在的な患者数は300万人とも推定される。肥満などが大きな原因とされており、大きないびきは危険サインともいわれている。言ってみれば、誰でも起こり得る病気といっていい。

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