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【IoT活用で変わる糖尿病治療】もうすぐ「薬を飲む時間」をAIが管理する時代に! 進むIoT研究…生活習慣病は激減へ? (2/2ページ)

 IoTは便利だが、有効性が確かめられないと医療ツールとしての使用に制限がかかり、患者データとの融合なども進まない。また、有効性がわかっても、データを共有するためのアプリの開発、個人情報に関する新たなセキュリティーシステムの構築も必要になるだろう。今もスマホの中には、たくさんのアプリがあるが、医療用としての進展にはまだもう少し時間がかかりそうだ。

 「2008年に始まった特定健診・特定保健指導で、国民の健康意識は高まり、2型糖尿病の予備群や新たに糖尿病になる人は減りました。合併症で亡くなる人も減っています。その健康意識をさらに高めるために、IoTなどのシステム活用が役立つと考えています」

 間違った生活習慣などは、医師や保健師などの的確な指導で改善は可能だ。IoTのアプリが、モチベーションも上げてくれれば継続もしやすいだろう。加えて、医師も自動ガイダンスやデータベースにより、患者の状態に合わせた治療や指導を行いやすくなる。IoTやAIなどの研究が進むと、近い将来、生活習慣病を新たに発症する患者は激減するかもしれない。(安達純子)=おわり

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