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世界的な酒類コンテストIWSC 焼酎部門最高賞に浜田酒造「だいやめ DAIYAME」

 ロンドンで28日、世界的な酒類コンテストの一つ「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)」の式典が開かれ、焼酎部門の最高賞に選ばれた浜田酒造(鹿児島県いちき串木野市)が表彰された。

 同部門に出品された約100銘柄の中から、最も高評価を受けたのは浜田酒造の芋焼酎「だいやめ DAIYAME」。同社によると、創業150年を記念して製造、発売され、みずみずしいライチのような華やかな香りが特徴で、炭酸水で割って飲むと味わいが深まるという。

 表彰式で記念のトロフィーを授与された浜田酒造取締役の浜田光太郎さん(25)は「世界の舞台で評価されたことは、とてもありがたい。焼酎が世界の酒になる潜在力があることを示せた」と話した。

 IWSCのコンテストは今年で50回目。世界90カ国以上からワインやウイスキー、ジンなどの酒が出品され、各部門の最高賞が選ばれた。(共同)

■浜田酒造取締役・浜田光太郎さんの話

 「本日はこのギルドホールという歴史ある素晴らしい場所で、また世界的にも権威あるIWSCの50回目という記念すべき年に、Shochu Trophyという栄えある賞を手にする機会を与えてくださり、本当にありがとうございます。

 この本格芋焼酎「だいやめ~Daiyame~」は、本格焼酎業界の次の時代を担うスピリッツになる銘柄だと信じており、その私たちの自信作が、この大舞台で焼酎部門の頂点に立つことができたという事は、SHOCHUが、英国のスコッチのように、世界の蒸留酒になれるポテンシャルを持っていると評価されたと思っています。そういう意味では当社にとっても、業界にとっても、非常に明るいビッグニュースだと思っています」

・今後の焼酎造りへの意気込みは

 「私たちは「香り」という切り口で研究開発を続け、このライチのような香りのだいやめを開発しました。創業150年の結晶として、「次代を担うスピリッツ」と位置付けており、この「だいやめ」というネーミングには、今日一日を無事に過ごせたことへの感謝の気持ちと共に、家族や親しい友人、仕事仲と乾杯し、気持ちを新たにして明日への活力に繋げるという私たちの生活文化の意味が込められています。その商品がIWSCという世界最高峰の舞台で評価いただけたという事は、当社にとって大いに自信に繋がりますし、グローバル展開への新たな指針にもなります」

・焼酎を世界にどうPRしていきたいか

 「現地商談会への出展のほか、現在欧米でも著名なミクソロジストたちがSHOCHUカクテルを作り始めているという動きがあります。私たち焼酎業界の人間が試さなかった事です。いろんな方がSHOCHUの魅力を探し、引き出そうとしてくれています。実際にそういう事が動きとしてあるので、対欧米策としては「カクテル」という切り口でのSHOCHUの展開もひとつの手段だと思っています」