記事詳細

【板倉あつし 菜湯紀】静岡県掛川市・ならここ温泉「ならここの湯」と「掛茶料理むとう」の自然薯いも汁

 JR掛川駅からクルマで30分、原野谷川上流の渓流沿に位置する「ならここの里」は、温泉と食堂を併設する緑豊かなキャンプ場。ならここ温泉「ならここの湯」の泉質はナトリウム-塩化物温泉。泉温39.8度、PH7.8の弱アルカリ性の湯は柔らかな肌触りで、塩分が表皮をコーティングするので湯冷めしない。加温循環濾過(ろか)消毒はしているが加水をしない源泉100%。うれしいことに、平日なら何度でも出入りが可能だ。

 同市内「掛茶(かちゃ)料理むとう」(0537・24・8188)の創業は1985年。掛川の茶・野菜・魚・肉を中心に、遠州灘天然とらふぐ料理と、食材の下ごしらえに掛川茶を使う掛茶料理が自慢の割烹(かっぽう)。

 会席コース(6000円~)の中でも、主人自ら山に入り自然薯(じねんじょ)堀りに精を出す「いも汁」が絶品。自然薯と市内倉真(くらみ)産の栽培ものと半々を使用。サバの焼き干しのだしとともに皮ごとすりおろした自然薯はとても滋味深い。「いも汁」は、そばつゆに混ぜて良し、とろろ飯に桜えび天ぷら、マグロ刺し身をのせても良し。さまざまな楽しみ方で堪能した。 (一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■ならここ温泉「ならここの湯」 静岡県掛川市居尻179番地。0537・20・3030。大人510円。営業10~21時。毎月第1・3火曜日定休。詳細はHPで。

関連ニュース