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【おやじ酒場】青森の酒と郷土料理をじっくり堪能 京急本線・梅屋敷駅「林檎家RINGO-YA」 (1/2ページ)

 川崎大師での初詣の帰り道。京急の赤い電車の各駅停車に揺られて約10分。このあたりは、江戸時代の薬商人が梅の名木を植え、東海道を往来する旅人を相手に茶店を開いたことから「梅屋敷」。かつての女子プロレスの聖地、大田区立体育館も生まれ変わって近くに。昭和を感じさせる商店街は今でも元気で、ゆっくり過ぎていく“スローな街”。青森・陸奥の国の味を堪能できる店で暖まった。

 高架線の改札を出て東側は、箱根駅伝でエースが走る花の2区の第一京浜。横断歩道を渡ると梅屋敷東通り商店街。その一角にカフェのようなたたずまいの居酒屋。「林檎家」だ。

 木扉を開くと左右にはゆったり座れる大小テーブル席。奥の厨房(ちゅうぼう)前にある“限定4席”のカウンター席を陣取った。「生ビール(中490円)にしましょうか」。オーナーの間曜子さんがやさしく勧めてくれた。

 BGMは昭和のニューミュージック。店内を見回すと津軽凧絵などが青森らしさを演出。曜子さんは青森・浅虫温泉の出身。東京の短大を卒業後、日本酒バーの開業を夢見て昼夜働き資金集め。「日本酒ブーム前からお酒が大好きで、日本酒に囲まれて仕事がしたいとずっと思っていました」。念願叶って、4年前の10月にこの店を開店。「津軽の田舎料理を中心に青森の地酒を気楽に楽しんでもらいたいですね」

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