記事詳細

【ベストセラー健康法】不安は“伸びしろ”と考える! 脳神経外科医が指南する「生産性アップ術」 (1/2ページ)

 38億年の進化を経て完成しつくした存在-と思われてきた人間の「脳」。しかし、この崇高なる臓器にも、弱点があった。脳神経外科医が教える「すごい生産性アップ術」とは…。

 今回紹介する本のタイトルは、「すぐ怠ける脳の動かし方」(青春新書)。著者はメディアにもたびたび登場する脳神経外科医の菅原道仁氏だ。

 「日々の診察で、『自分なんて何をやってもダメなんだ…』とあきらめモードの人が多いことに気付いたんです。そんな人たちに視点を変えてもらいたくてこの本を書きました」と著者はいう。

 何か行動を起こす時に「失敗しそう」とか、「やってみたところで面倒なだけ」、あるいは「わからないことだらけで不安だ」などのネガティブな意識を持つ人は少なくない。それを多くの人は「欠点」と捉えるが、著者はそうではないという。

 「不安を感じられるということは、じつは“才能”であり、その人にとって有益なことなのです。不安を“伸びしろ”と考え、リフレーミングしていくことで生産性が高まり、活躍につながっていくのです」

 著者によると、脳は生物として生き残るため、タスク(作業)を少なくしようとする性質を持っているという。これはきわめて効率的な動きである半面、効率の陰で脳が怠ける温床を作り出しているというのだ。

 そこで本書では、脳が怠けることで日常生活に不利益が生じて困っている人の対処法を、アカデミックに解説している。

 たとえば「敵を作りやすい人」がいる。自分に悪気はないのに、なぜか話す相手を怒らせたり、不機嫌にしてしまい、結果として孤立する人、というのはいるものだ。

 もしあなたがそうならば、生来の「負けず嫌い」という性格が脳に作用している可能性が高い。

 相手が何かを話し始めると、話をさえぎって「それ知ってる!」と話し始める。相手が「忙しい」と愚痴をこぼすと、「私なんて徹夜続きで…」とさらに上であることを強調する。いわゆる「マウンティング」と言われる行動で、サルなどが自分が相手よりも立場が上であることを示すための威嚇行為だ。

関連ニュース