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【おやじ酒場】焼津港から直送のまぐろ尽くし! 焼津まぐろ「Xibi(シビ)」東京都・千代田区 (1/2ページ)

 神田界隈はかつて商人や職人が多く住んでいた。今ではオフィスビルが立ち並びサラリーマンが闊歩(かっぽ)するも、庶民的な街は変わらない。赤提灯がちらほらと…早く飲みたいと心がはやる呑兵衛は“静岡愛”にあふれた隠れ家感のある良店をみつけた。

 都営新宿線・小川町駅と東京メトロ丸ノ内線・淡路町駅が近い淡路町交差点。その裏路地、趣味のいい看板に吸い込まれていく。店内の左側には大小のテーブルが並び20人くらいは座れそう。入り口付近にも2人用のテーブル。厨房(ちゅうぼう)を囲むカウンター(8席)に腰かけて「生ビール(一番搾り)」(650円)を注文。「お通し」(300円)は3点盛(この日は、さつま揚げ煮、しらすと岩のりの白あえ、リンゴ酢にぼし)。

 店主の沼野明浩さんは静岡・焼津の出身。大学を卒業後、飲食の世界に入り、独立を考え故郷に戻ろうとしたが「東京でウマい焼津のマグロを安く食べてほしい」と12年前、神田小川町に出店。昨年12月、この地に移転。フロアは妻で女将の志織さんがあずかる。「店名の『Xibi』はマグロの意味。記紀にも“シビ”は記述されているんですよ」と沼野さん。

 焼津港から直送のまぐろ尽くしの店。ぜひ食べてほしいと「ねぎま串」(1本350円)と「ビントロわさび串」(同400円)を。ネギマ串は焼き過ぎない“まぐろのタタキ”でうま味が口いっぱいに広がる。ビントロ串もあぶったレア。ノリを添えてワサビと相性ぴったり。「鮪なめろうコロッケ」(1個400円)といった創作料理も絶品。とりあえずの一品「人参サラダ」(450円)。削り節のようなニンジンに秘伝のドレッシングをからめ、ニンジン嫌いの人でもイケるアテで人気。

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