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【人生100年時代 これから、どうする】資金的余裕がない人の老後… 自治体が補助する「ケアハウス」という選択肢 (1/2ページ)

 人生100年時代の老後の暮らし方についてはいくつかの選択肢があるが、老人ホームやサ高住など、施設に入ろうとすれば、それ相応のお金は必要だ。

 ただ、民間の老人ホームやサ高住は入居一時金が数千万円という所もあり、(地域差があるとはいえ)月額の経費もそれなりにかかるところが多い。つまり、お金がなければ始まらないというわけだ。

 だが、誰もが資金の余裕があるわけではない。そこで、今回は年金の範囲内で暮らせる施設について詳しい「オヤノコト」相談員の栗原道子氏に話を聞いた。

 栗原氏は、「年金額は人によって違いますが、厚生年金の平均年金額は一般的なサラリーマンの男性で月に15万~18万円程度、夫婦で奥さんの国民年金も併せると月に20万~22万円程度。夫が亡くなりご主人の遺族年金と奥さんの国民年金では月に13万円くらいです。その金額の範囲内で暮らせる住まいの1つに『ケアハウス』というものがあります」と教えてくれた。

 詳しく聞いてみると、どうやらケアハウスは建設費と運営費に地方自治体の補助があるので、年金生活者に適した住まい(3食付き)とのこと。さらに、ケアハウスは全国に1600カ所あり、そのうち介護型は400カ所で、自立型、介護型、入居時自立で最期まで看てくれる混合型があるという。

 「東京の区立のところは区民優先、区民限定ですが、他は空室があれば全国どこでも入れます。60歳以上の人が対象で、費用は、管理費(家賃相当・運営法人によって異なる)、生活費(食費相当・4万5000円~5万数千円まで)、事務費(サービス提供費・前年度の所得が年間150万円以下の人は月に1万円)がかかります」

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