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【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】「名画座」はシルバーの友 1万円で1年間見放題も (1/2ページ)

 前回、「寅さん映画はすべて見た」と書いた。しかし、封切りで見たのではなく、学生時代に東京・池袋の名画座・文芸坐で週末にオールナイト5本立てをやっていたので、まとめて見たのが初めだ。

 このころ、文芸坐の深夜興行は映画館を十重二十重に囲む学生の列ができる盛況ぶり。もっとも、お目当ては寅さんではなく、高倉健さんのヤクザ映画だった。「唐獅子牡丹」の歌が流れると、会場はやんやの拍手と「待ってました健さん」の歓声で割れんばかり。それから50年近い月日が流れた。そして名画座も激減した。

 だが、いまも健在な名画座はシルバーで大にぎわいである。新文芸坐も健在である。筆者は板橋の高島平から池袋までバスで行ける。シルバーパスを運転手に見せればOKだ。だが、今回ご紹介するのは飯田橋のギンレイホール。高島平から三田線で春日で乗り換え1駅。いつ行っても行列があるから最初はビックリするが、大丈夫。2本立てでシニアは1000円。前のほうの席が空いていた。

 一見すると、シルバー客が多い。ちょうど昼時なので幕間に持ち込んだサンドイッチやおにぎりをほおばる人もいる。筆者も持参したおにぎりを腹に入れる。それから少し前の洋画を2本見た。4時間座っていると腰が痛くなり参った。

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