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【大崎裕史 麺喰いにつき】小さな地方都市の恐るべき味! 他県からも足を運ぶほどの話題店 福島県田村市「さんくるげ」 (1/2ページ)

 福島県田村市の話題店を紹介。昨年4月22日オープンなので来月で1周年。昨年発売された「ラーメンWalker福島2020」の表紙を飾り、誌面でもでっかく紹介され県内はもとより、他県からも足を運ぶほどの話題店。

 JR磐越東線神俣駅から歩けるが2時間に1本しか電車が来ないので県内の人に車を出してもらった。朝5時半起きで8時半郡山駅待ち合わせ。車で約1時間。「あぶくま洞」が近くにあるので観光好きな方はついでにどうぞ。

 朝7時から営業しており、14時頃までの売り切れ終了。土日祝休みなので遠方から休みの日に狙えないのが悩ましい。この日は9時半着、カウンター5席・座敷8席は半分くらいの入りだが常時出入りがあった。

 店名は「さんくるげ」。変わった店名の由来は方言で『ひっくり返す』という意味。亡くなった母の口癖だったらしい。両親が営んでいた寿司屋を改装してラーメン店に。その名残でネタケースがそのまま置いてある。

 ミシュランで星を獲った「鳴龍」(大塚)出身でメニューが塩、醤油、担々麺だったので修業先の味を受け継いでいるのかと思い、2人で3種類注文。あとで調べると県内で蕎麦打ち修業後、「一風堂」(南青山店では店長経験)「ちゃぶ屋」「MIST」などにもおり、経験豊富。

 まずは「塩らぁ麺」。会津地鶏の丸鶏をベースに牛骨、真鯛、カキなどでとった淡麗スープ。一度冷やして寝かせている。塩ダレはモンゴル岩塩、干し貝柱、焼きアゴなどを使用。かなりクリアだがうま味は十分で麺を食べる前においしくて何度もスープを飲んだ。

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