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【マンガ探偵局がゆく】ジャングルの奥地まで“財宝探し” 動物マンガの第一人者・石川球太が描く「魔山マウジンガ」 (1/2ページ)

 自粛ムードと関係はないと思うが、このところ懐かしいマンガを探してほしいという依頼が増えている。

 「子どものころ読んだマンガを探してください。小学校2、3年だったと思います。当時、マンガ雑誌は理髪店で読むもので、髪を刈ってもらう間もずっと読んでました。どのマンガも好きでしたが、ジャングルの奥地まで財宝を探しにいくマンガがひとつあって、それに夢中でした。マンガを真似て近所の子たちと校庭の裏山の雑木林で探検ごっこをしたこともあります。タイトルはよく覚えてませんが、“マジン”だったか“ウガンダ”だったか。そんな感じです」(61歳・嘱託)

 かなりハードルが高い依頼だが、こういう時は原点に返って、元の雑誌に当たるのが近道だ。依頼人が覚えていたタイトルの断片をヒントに、年齢から逆算し、1966年前後の少年雑誌を片っ端から調べてみた。

 探しているのは、月刊誌「少年画報」66年1月号から12月号に連載された石川球太の「魔山マウジンガ」だろう。

 日本少年・南部アキラが主人公。ソロモンの秘宝を求めてアフリカ奥地に出かけたまま行方不明になった兄を捜すため、砂漠を越えて魔の山マウジンガを目指すアキラ。途中、秘宝を狙う怪人たちの攻撃を受けたり、砂漠で道に迷ったりもするが、ついにソロモン王の宮殿の遺跡にたどり着く。しかし、そこにはおそろしいミイラや巨人が待ち構えていた。

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