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【松浦達也 肉道場入門!】吉野家が英断!! 年齢制限なし牛丼「並盛」300円

★絶品必食編

 吉野家が英断だ。

 先週の27日から本日31日の24時までの期間限定ではあるが、牛丼の「並盛」をテイクアウト限定で、税込300円(本体価格278円)ぽっきりで売り出した。ちなみに通常の税込価格は380円である。

 しかも個数制限なし、年齢制限なしの大盤振る舞いだ。

 「年齢制限なし」に「おや?」と思われた方、その鋭敏な感覚に称賛を送らせていただきたい。

 実は吉野家は、学校が臨時休校となったのをきっかけに、「お子様の食事準備支援施策」として3月10日から今日までの予定で割引キャンペーンを行っていた。

 その内容は「12歳以下のお子様」用の食事として「お一人様3個」までというもの。

 しかし先週から、世の中の空気が一気に変わった。その空気を感じ取った吉野家が、お子様支援キャンペーンを終了させ、年齢と個数制限を取り去り、急遽新たなキャンペーンに切り替えたというわけだ。

 実際、これまで在宅勤務やテレワークを導入していなかった企業も、3月25日の小池百合子東京都知事の会見以降、26、27日と在宅勤務やテレワークへと移行した企業も少なくない。

 自炊に慣れていない職業人にとって、こうした外食支援サービスはありがたい。

 しかも他サイズの牛丼についても並盛と同じ差分の本体価格から74円引きとなる。722円の「超得盛り」は648円(約10%引き)になるし、332円の「小盛り」は258円と22・2%の割引になっている。

 最近では受取時間を指定しての電話予約だけでなく、スマートフォンからのテイクアウト予約もできるようになっている。

 電話予約もできるし、帰宅途中の電車内ならスマホから予約、とシーンに応じて使い分けられる。

 今回のキャンペーンは緊急発表されたものなので、本稿が掲載される日の深夜までだが、生活の動線上に吉野家がある方は、夕食か夜食用に利用を検討する価値大である。

 ■松浦達也(まつうら・たつや) 編集者/ライター。レシピから外食まで肉事情に詳しく、専門誌での執筆やテレビなどで活躍。「東京最高のレストラン」(ぴあ刊)審査員。

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