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【BOOK】後世に語り継ぐ日本ラグビー“キャプテン”たちの背中 出村謙知さん『日本ラグビー“桜のキャプテン” 激闘史』 (1/3ページ)

 昨年の第9回W杯日本大会で、熱い感動を巻き起こしたラグビー日本代表。出村謙知さんは30年近く、ライター/カメラマンとして“ブレイヴ・ブロッサムズ”を追いかけてきた。勝てないチームから勝てないチームへ、歴代キャプテンを通して語り継ぐ激闘史だ。(文・秋谷哲 写真・松井英幸)

 --ラグビーに興味を抱いたのは

 「中高生のころ、早明戦とか大学ラグビーがすごく盛り上がっていました。高校は野球部でしたが、顧問が国士舘大学ラグビー部出身。札幌の冬は雪で野球ができないから、もっぱら“雪上ラグビー”をビシビシやりました。大学は明治でしたが、生徒でさえチケットが取れないくらい、ラグビー熱が盛んでしたね」

 --ラグビーW杯が始まったときは大学生です

 「4年生のときイングランドに自費留学していて、第1回ニュージーランド大会(1887年)の中継はそこで見ました。日本対イングランドは7対60…。妙なアウェー感がありましたね」

 --本格的にW杯の取材を始めたのは

 「第3回の南アフリカ大会(95年)からです。第2回大会(5カ国共催)が行われた91年の暮れにライターとしての拠点をフランス・パリに移して、それからラグビーを始め、欧州サッカー、競馬も取材して、サンスポさんにもとてもお世話になりました。以降、ラグビー日本代表の試合はテストマッチを含めてすべて見ています」

 --昔を思えば、今の国民的人気は格別です

 「第8回イングランド大会(2015年)の史上最大のアップセットからですね。優勝候補の南アフリカを相手に34対32で大逆転した試合。その立役者がキャプテンのリーチ マイケルでした」

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