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【マンガ探偵局がゆく】忍者がスパイとして活躍したテレビドラマの原作は…吉田竜夫の連載マンガ「少年忍者部隊月光」 (1/2ページ)

 ときどきかわった依頼がくるが、今回はあえて一つを取り上げてみた。

 「こちらの探偵局では古いテレビ番組のことを調べてもらえる、と聞いて連絡しました。子どもの頃の我が家は大家族で両親と祖父母の他に父の妹弟のうち、まだ学生だった3人が同居していました。一番下の叔父は私が小学校に上がったときまだ中学生で、一人っ子だった私には兄貴のような存在。叔父が好きで私もみていた番組にヘルメットをかぶって刀を背負ったスパイが活躍するのがありました。一緒に映画館でも見た記憶があります。昨年末、その叔父ががんで亡くなり、ふとあの番組のことを思い出しました。ぜひ調べてください」(61歳・会社員)

 マンガ探偵局はあくまでもマンガに関する調査を行うのが仕事だが、今回の依頼はあとで書くようにマンガと関係があるのでお引き受けした。

 依頼人が叔父上とみていた番組は1964年1月からフジテレビ系列で放送された「忍者部隊月光」である。正義と平和を守る「あけぼの機関」に属する忍者部隊が、スパイ任務を帯びて架空の国に潜入したり、悪の組織と戦うという内容。64年の夏には東映が劇場映画も製作した。

 忍者部隊のメンバーは全員、伊賀忍者や甲賀忍者の血を引くという設定で、「戦隊ヒーローもののさきがけ」と呼ぶ人もいる。

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